サラリーマン副業ブロガーのユタカです。
仮想通貨のトレード方法は現物派、それともFX派?どちらでしょうか。
2017年から仮想通貨トレードを始めた私。当初は、現物ホルダーでセコセコ頑張ってましたが、少し慣れてくるとさらなる刺激を求めました。
そして、FXは恐怖心から1年半ほど手を出さなかった後、ついにパンドラの箱を開けてしまったのです。
求めよ、さらば与えられん。 pic.twitter.com/vHt0SU5cFV
— HAT / 帽子屋🎩 (@hat_fx) August 26, 2019
Twitterでの「爆益」、「メシウマ」などの勝利ツイートが次々と流れ…ついに我慢の限界に。
国内の有名なトレーダーさん達は1日で想像もできないような大金を動かして、めちゃくちゃ儲けている訳で。俺なんて汗水垂らして何時間も働いて、月給たったこれだけかよ…と。
一発逆転の夢を見させてくれるのが仮想通貨FXです。大金を稼げる職業は投資家であるということはデータが証明している!という訳で始めたのでした。

やってみたら、すんなり何となくで勝ってしまったのです。
たった1日で日本円に換算すると7〜8万円が増えました。仕事をしているのが馬鹿らしくなってきます。甘い蜜を与えられた私は、利益を求めて取引を繰り返しました。
しかし、初回の利益はビギナーズラックでした。実際にやってみるとこれが本当に難しかったのです。2019年7月に1.69BTCからBitMEXでスタートした私は、1.91BTCまで一時的に利益を伸ばしたものの、それからはうまくいかず8月31日時点で0.85BTCに。-50%ほどで始めたBTC保有額の半分を失いました。
また、BaseFEXでBinanceの取引所トークンであるBNBにレバレッジをかけてロング・ショートした結果、こちらも焼かれました。つらい…
取引所 | 期間 | 取引結果 |
BaseFEX | 2019年4月〜7月 | -0.382BTC |
BitMEX | 2019年7月1日〜9月1日 | -0.81BTC |
5ヵ月間で-1.2BTCとなってしまい後悔の念に駆られています。負けを反省し、少し負けたところでトレードをやめることができればいいのですが、負けたままで終わることができないのが人間の性でしょう。
この記事では、私のようなFX初心者の犠牲者を減らすべく、初心者だからこそ感じた仮想通貨FXを始める上での注意すべきことをまとめました。
初心者は気をつけるべきFXの注意点
私自身の失敗体験談に基づき、注意すべきことを3つのポイントでまとめました。
ハイレバレッジに気をつける
FXと聞くと、「レバレッジ」というキーワードがよく出てきます。右も左もわからない初心者トレーダーは、レバレッジをかけすぎて自爆することをまずは防ぎましょう。
レバレッジとは梃子(てこ)を意味しています。
例えば1BTCを保有していて、レバレッジ2倍で取引していると2BTCを保有分として取引することができます。
自分が保有しているBTCを担保として一時的に取引所からBTCを借ります。このレバレッジは諸刃の剣です。
価格予想が的中して勝利したリターンは大きいのですが、一方で負けた時のリスクもあります。

保有しているポジションと逆の値動きをした場合、損失がどんどん拡大し、拡大しすぎるとロスカットが生じます。上の画像では強制的にトレードを終了させられました。
予想に反して相場が動いたときに、損失が発生してこれ以上損失が拡大してしまわないよう取引を終了させられるのがロスカットです。なぜロスカットされたかと言うとレバレッジをかけすぎたあまり、証拠金を下回った結果です。
ビットコインの値動きは激しく急騰・急落なんてよくあることなので、始めたうちはレバレッジ倍率を2・3倍くらい、低レバレッジで始めましょう。
最初から大きく勝負に出てしまうと急な値動きに精神面がついていかず、大きく損失を出した時に取り返そうと躍起になってしまい、メンタルコントロールできずにさらに被害を拡大してしまうかもしれません。
また、ハイレバレッジで取引をする時は、ストップ注文を活用しましょう。
ストップ注文とは損失ポジションの拡大を制限するための注文方法です。
例えば、BTCの価格が10,000ドルでロングポジションを保有したとします。
仕事中にビットコインに急な価格変動が起こってしまい、10,000ドルが9,000ドルになった場合、絶望が襲ってきますよね。
仕事中は一切見ることができず、こうなることなら9,500ドルあたりで売っておけば良かった…などと後悔するでしょう。
そんな大きく損失してまう場合の対処方法としてストップ注文が効果を発揮します。
例えば、10,000ドルでロングポジションを保有し、ストップ注文で仮に9,500ドルを下回った場合に「ロングポジションを閉じる」という注文を予め注文することで、もしも9,500ドルになった場合に保有しているポジションを売り払うことで損失額を抑えることができます。
このストップ注文は覚えておいて損はありませんので、必ず覚えておいてください。
ポジボジ病に注意せよ
自分でも歯止めが効かずどうしようもないのですが、すぐにポジションを取りたくなる「ポジポジ病」を発症してしまいがちです。
しかも根拠のないエントリーが多く、適当にポジションを保有して我慢ができず売ってしまう。ビットコイン市場は24時間365日、常に動いています。
ポジションを保有する際は、時間軸(いつまでそのポジションを保有するのか)、利確・損切りライン、エントリー理由を予め考えておくことをお勧めします。損切りラインは、上記のストップ注文を忘れずにしておきましょう。
エントリーのタイミングと、その出口(売るタイミング)は意識してトレードを心がけましょう。
寝ポジはダメ
寝る前のポジション整理はなるべく行ってください。
ビットコイン市場は24時間365日解放していますが、私たちが寝る頃に米国が朝になる時間帯です。
海外のトレーダーが動きだし、日本人が寝ている隙をみて価格を動かしてくることがよくあります。
私は、この寝ポジで何度も失敗しました…ストップ注文もせずに、大きなポジションを保有した結果、俗に言う「おはぎゃー」を幾度となく体験したのです。
どうしても保有する場合、ロット数を落とすことやストップ注文は確実に入れておき対応しましょう。
朝の絶望から、仕事にいくことがどれほど苦痛か、この世の終わりを噛み締めたくない人は寝ポジは防いでください。
まとめ
3つの注意点は以下の通りです。
- ハイレバレッジに気をつける→ストップ注文で損切りラインを決める
- ポジポジ病をやめること→時間軸、利確・損切りラインを決めること
- 寝ポジは気をつけよう→ロットを落とすか、ストップ注文で対策
上記の3点を意識するだけで、例え失敗したとしても損失の金額が大きく変わります。
やってみないと分からないと思いますが、まずは始める前にほんの少しでも意識してみてください。
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