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通貨の電子化は歴史の必然か。未来がわかる【アフタービットコイン】書評

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ビットコインの価格は上がり続け、年内100万円も見えてきたと市場は熱狂しています。価格の上昇に伴い、「ビットコインを購入すれば儲かるかもしれない」という安易な考え方をしている人は、ビットコインを買う前に事実を直視してください。

ビットコインの保有シェアは上位1%未満の人(アドレス)が、なんと全体の9割のビットコインを保有しているのです。さらに言えば、1BTC以上を保有している上位3%の保有者が、全体のビットコインのほとんど(97%)を保有しています。

出所:(アフタービットコイン)

ビットコインの価格上昇で一番利益を享受しているのは上位1%の人々です。今からビットコインを購入する人はこの事実を知った上で取引しなければなりません。

  • ビットコインは法定通貨になりうる
  • 国際送金コストが安くなる
  • 銀行が必要なくなる

 

本書、アフタービットコインはメディアで露出されているビットコインの光の部分だけではなく、事実である闇の部分をデータや著者の知見を持って解説しています。

ビットコインの価格面に限らず、ビットコインの仕組み、ブロックチェーン技術、中央銀行のデジタル通貨取り組み、証券決済・国際送金、リップル(XRP)についてなど、今後どのようにして仮想通貨ブロックチェーンが世の中に浸透していくのか未来を把握できます。

 

特に読み応えがあったのは、各国がデジタル通貨の発行を目指して動き出している部分です。

CADコインを作ったカナダ中央銀行、シンガポール通貨監督庁が主導するデジタル通貨の実証実験「ウビン・プロジェクト」、世界初のデジタル通貨発行国を目指すスウェーデン「eクローナの発行計画」など世界各国がデジタル通貨の検証・実証実験を行っています。

ビットコインのコンセプトである、どの国からも管理されない非中央集権を目指している世界とは対立しています。今後は、国家対ビットコインという構造で、生き残りをかけてどのようにして世の中が動いていくのか非常に興味深い。

今後、我々一般市民が利用している通貨は、変わらず法定通貨、国や中央銀行が発行したデジタル通貨、それとも今あるビットコインなのか。

 

アフタービットコインというタイトルの通り、未来を考えさせられる一冊です。 

リンク先→アフタービットコイン