20代のアナタ。楽にお金稼ぎはIPO投資だ

錬金 ホリエモン「お金も権力もいらない」

 

Kindle本で購入し、初のホリエモン小説を読みました。

ホリエモンが実際に取材した事実、原体験を基にした事実ベースで小説が展開されています。

錬金 (文芸書)

 

登場人物

藤田勇作、角田哲郎、堀井健司、宇多由里子、杉作くんが登場します。実在のモデルがいるキャラクターもあって、物語に当てはめると面白さがさらに増すように思います。(思いますというのは、私にはさっぱりだったのです!)

 

ストーリー

小説の舞台は2017年。私達が住む日本は非常に豊かになっていた。歩かなくても好きな場所に行ける乗り物が誕生し、電気自動車でみんなが移動している。

喉が渇いたのでコンビニに入る。するとコンビニには全商品ICタグがついて、レジ前には誰もいない、無人である。好きなものを持ち出してゲートに携帯をタップして買い物は完了。携帯一つで全てありとあらゆるサービスが受けられる。不必要、非効率な作業は淘汰されていった。

人々は労働からも解放され、遊びの時代の到来だ。多くの仕事はAIに取り代わり面白くない単純作業は消滅していく。人間にしか創り出せないクリエイティブな仕事の価値は上がりロボットは我々と共存し豊かな未来を創り出す。

空を見上げればドローンが空中を舞い、今日も配達中だ。AIに仕事を全て取り替えられるのかというと、そうではない。AIは私達を豊かにし、新しい雇用を生み出す。つまり、失業率は高くならない。

 

そんな中、主人公の藤田勇作は証券取引法違反の容疑で実刑をくらい刑務所で服役中。(あれ?聞いたことのあるようなお話・・・)

絶望の淵に突き落とされた藤田のもとに一通の手紙が送られた。手紙の主は堀井健司だった。

大きな仕事を頼みたい。

その大きな仕事とはタイムスリップの被験者第一号であった。藤田は忘れられない女の為に、2017年の現代から跡形もなく消えた。 

 

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読書感想

事実ベースの小説で、そう遠くはない未来を表しているように思えた。

総じて、

  1. テクノロジーの普及は私達にクリエイティブなワークを求めている。
  2. 時代的に遊びの価値が上昇し面白いやつが金持ちになれる。

 

テクノロジーの普及は私達にクリエイティブなワークを求めている。

着々とテクノロジーが現実的になっている。例えばインターネットを通じてUberが提供するデリバリーサービスUBER EATSは、提携先の美味しいレストランの食事を運んでくれるサービスを開始している(東京限定ではあるが)。

これからはドローン、自動運転、AI、AmazonGoなどテクノロジーが我々の生活を豊かにしてくれるのは間違いない。人間が出来る作業は次々と姿を消していく。

 

時代的に遊びの価値が上昇し面白いやつが金持ちになれる。

遊びの価値も上昇している。以前のホリエモンへのインタビューでは、「これからは遊びの時代になるので、私がロールモデルとして体現しているんですよ」と答えていた。

公務員のようにコツコツ汗水垂らして働くのではなく、”遊び”が好きで、”遊び”で他人を楽しませたヤツが、金持ちになれるという、昔の日本ではあり得なかった逆転現象が起きている。

(本書から引用)

Youtubeを通じてYotuberという職業が成り立つとは一体誰が想像したか。遊びが仕事になった。好きなことして生きていけるようになった。

野村総合研究所の研究では、10年〜20年後に日本の労働人口49%が人工知能やロボットに代替されるという驚きの研究結果を発表した。

 

まとめ 

モノが溢れる現代、今後のトレンドはおもしろいを追求したコトへの消費であり、おもしろさはクリエイティブな発想力が必要だ。

 

クリエイティブな思考力を磨き、おもしろさを追求する人生を歩もうと考えさせられた一冊であった。

 

 

cakesで無料で特別先行掲載されていたので閲覧可能です。全部ではありませんが。